ご挨拶
運営
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運営
2025年、ステキノ美術館は開館を予定しております。この美術館設立のきっかけは、2011年に音楽絵本・銀河鉄道の夜というiOSアプリケーションを制作、販売したことがその原点にあります。音楽絵本は、発表後にアップル社をはじめ、インターネットメディアの皆さまなど、多くの企業の応援を頂き、結果としてたくさんの皆さまに絵本が届けることができました。そして、ご購入頂きました個人の皆さまに支えられてきたことに、心から感謝申し上げます。
常日頃感じることですが、小さな子供たちの自由な発想はもちろんのこと、絵を描くこと、言葉を紡ぐことを仕事にしていない大人の皆さまの中にも、絵心のある方、美しい言葉を紡ぐ方に出会うことがあります。それはお店の小さなPOPの挿絵であったり、心遣いのある手紙やメールの文面であったり、この方は何かの作品が作れるのではないかと、思うことはしばしばです。ふと話を伺ってみますと、実は、イラストを描いていますとか、音楽をやっています、キルトを趣味にしています、など、あぁやっぱりそうでしたか、と納得することがたくさんございました。
音楽絵本を作ってみたいとおっしゃって頂く方も多く、絵本が好きであったり、才能豊かな方々、現役で絵を描いていらっしゃる方はもちろん、絵本は好きでも私には作れませんよ、という方々にも、上手下手ではなく、きっと素敵な絵本が作れますよと、この美術館は作られています。
この美術館は、著名な芸術家の作品をコレクションするのではなく、今まで気付かれなかった才能も含め、絵本が好きな皆さまの作品を共有、作家さんの活躍を応援し、さらには絵本を美術のジャンルとしてとらえ保存する、開かれた美術館プログラムでもございます。
絵本が好きな皆さまのご参加を心待ちにしております。そしてその一つ一つの作品の集まりが大きな樹となり、参加された皆さまの活躍の糸口になったり、この美術館が社会に役立つことを願いつつ、こうして出会ってくださった方々の豊かな気持ちの場所であれたらと考えております。
ステキノ美術館